今夜は、国道429号線の起点を目指す旅の2夜目です。


素朴に思うのですが…愛の水が沸く地点は、やはり愛の泉なんでしょうか?(爆)



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昨夜ご紹介した写真ですでにお気づきとは思いますが、愛の水が沸くアノ地点はけっこうな傾斜の道路沿いで、初めてCBでココを訪れた時には、単車を停めるのにヒヤヒヤモノでした。CBはシ-ト高が800ミリを越えますから…。


この道を上りつめると粟倉木屋原林道があり、右に折れると国道429号線に戻ります。

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そして、愛の水の反対側には、上の写真のような田園風景が広がり、向こうに見える山のうえには『ベルヒ-ル自然公園』があり、上の写真の吹き出しの中にあるような白亜の鐘突き堂(?)があります。

実は、このベルヒ-ルの対岸に湧くから愛の水だとばかり思っていましたが、昨夜ご紹介したとおり、違っていたようです~。


さて、そろそろ妄想はやめて愛の水を離れ、走るとしましょうか?

先週末のある日、いつものように、どこへ向かうでもなく単車で走りに出かけました。

国道180号線から、日羽谷川沿いに裏豪渓を登り、吉備高原に抜け、国道484号線県道31号線(高梁御津線)などを走りながら国道53号線に抜け、久米南町から県道52号線(勝央仁堀中線)勝央町に抜け、さらに農道を走って国道429号線に出ました。


この国道429号線は、西は倉敷市玉島まで続いており、その近くは通勤で良く走っていますし、岡山県中部の吉備高原付近にあるため、単車でも良く走る道です。ところが、東の起点にはいまだに行った事がありませんでいした。

この日、加茂川町を走っている頃から、国道429号線を極めてみたいなぁ…と思うようになり、勝央町国道429号線に出会った時には、行ける所まで行こう!と言う気になっていました。


今夜から数日かけて、その道中をご紹介します。


国道429号線は、勝央町から、作東町武蔵の里・大原町を通り、兵庫県との県境の村・東粟倉村に着きます。東粟倉村のほぼ中央部を国道429号線から分岐して粟倉木屋原林道が走っています。この林道は、以前は良く整備された走りやすい道でしたが、この日には落ち葉や苔などが目立ちました。その林道近くに『愛の水』が湧き出る場所があります。


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ここが『愛の水』が湧き出る場所です。

初めてココを知った時、正直言って色々妄想に近い想像をしました。しかし、下の写真にもあるように「四季を通じて水温水量ともに変わらぬこと」から『愛の水』と呼ばれるようになったんだそうです。


ともあれ、ひと口のどを潤しました!


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これが上の写真のお地蔵さん(愛の水地蔵)と、脇にある石碑(愛の水の説明文?)を拡大した写真です。

写真の左下に湧き出ている『愛の水』を、置いてある水筒のふたのようなプラスチックコップで飲みました。

味は…水です。(笑)


国道429号線の旅は、まだまだ始まったばかりです。

今夜は、先日退社途中の信号待ちで出会った夕焼けをご紹介します。


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場所は、岡山県倉敷市の霞橋(旧道)東詰め交差点です。

携帯電話のカメラで撮影してもなおこの美しさですから、生で見た美しさは格別でした。


最近の温暖化や異常気象を見ていると、地球は最近病んでいるのかもしれません?しかし、自然の作り出す美しさは、まだまだ捨てたモンじゃありません…よね?


さて、明日からは、また新たな単車の旅をご紹介いたします。国道429号線の起点を探す旅…です。

昨夜ご紹介した「黒米入り美鴨ラーメン」を食った道の駅「メルヘンの里 新庄」を紹介します。



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場所は国道181号線沿いで、新庄村の市街地よりは少し南より(がいせん桜通りよりも南側)です。国道に面した施設は多くはありませんので、まず迷う事はないと思います。

ココには、食堂、みやげ物売り場、青空市があり、標準的な道の駅ではあると思いますが、めったに客で混雑する事がないので、使い勝手はイイと思います。(桜の時期には混雑するんだろうなぁ~??)


道の駅からは、県道58号線(北房川上線)を南下し、大佐から新見へ抜けようかと思ったのですが、なぜか全面通行止になっていて走れませんでした。



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しかたなく国道181号線を勝山方面へと南下していたら、勝山町に入ったところで右側の山を越えられそうな道を発見し、それを走ってみましたが、あっさり県道32号線(新見勝山線)へと抜けることができました。


帰宅後に調べてみると、それは県道459号線(若代神代線)でした。この写真は、その道の峠付近の三叉路での写真です。

道幅はこんな感じで、ほぼ全線1車線でしたが、完全に舗装してあり、落ち葉や落石などはほとんどない、走りやすい道でした。


この後は、県道32号線(新見勝山線)で新見へ抜け、国道180号線を少し走った後、県道33号線(新見川上線)を南下、成羽町から梨の木峠を通る、いつものお気に入りコ-スで帰宅しました。


走行距離:325.2km、燃費:16.0km/ℓ

野土路乢を後にし、新庄村方面へ抜けた後、道の駅で昼飯を食いました。


この道の駅の食堂は、メニュ-も豊富で、しかも変り種が多く、何を食おうか迷いまくりました。

うどんは…ヒメの餅入り駅うどん、熊笹入りうどん、あやむらさき入りうどん、冷やしうどん…など、

ラ-メンも…ヒメの餅入り駅ラ-メン、黒米入り美鴨ラーメン…など、

モノも…牛餅丼、ビビンバ丼、牛丼…など、

その他には…ヒレカツ、カレ-、日替わり定食…など、

これらの単品だけでなく、セット料理も豊富…。迷います~。



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で、食ったのは黒米入り美鴨ラーメンです!しかも定食(900円、下の写真)!

麺は黒米のおかげで真っ黒!しかもけっこうコシとコクがあって、これはこれで

ただ、ス-プが…何の変哲もないしょうゆ味でしかも美味くはない…残念!



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定食には、ご飯と煮魚、サラダ、漬物が付きますが、どれも美味いものではない。

こんなこことなら、単品(550円)にして、あやむらさきうどん(450円)などの変り種うどんか、おむすび、いなり寿司でも食えばよかった…。(!?)


こう言う場所に行ったときに何を食うかは、一番の楽しみではありますが、けっこうギャンブルですよね?

観光地(観光施設)美味いものなし…が常識だとは思いますが、それでもたまにアタリ!があるから面白い。

ハズさないようにするには、地元の人に訊ねてお店を決めるのが一番ですけど…。


さて、このツ-リングもまもなく終わります。ただ、今回もまっすぐは帰りませんでした。(笑)



野土路トンネルを出て蒜山を一目だけ見て、すぐに旧道で野土路乢を目指しました。(私のツ-リングは、いつもこんな感じで…)


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ココが旧道の野土路乢です。(乢は峠と同じ意味のようです。)

天気がよければ蒜山高原から大山が一望できる絶景スポットのひとつです。


トンネルの開通により交通量が減ると、道路整備がされなくなるのかなぁ…。そうなるとココへも来にくくなるなぁ…と言うわけで、今回のツ-リングの目的は野土路トンネルよりは、旧道野土路乢に来る事でした!


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同じ位置の別角度(反対)です。

道の先は新庄村側で、道は概ねこんな感じか、もう少しダスティ-な感じです。

今でこそ荒れてはいませんが、先々を思うと…う~む??


この後、新庄村の道の駅へと向かいました。

蒜山高原(川上村)新庄村を結ぶ岡山県道58号線(北房川上線)には、野土路乢があります。


野土路乢から望む蒜山高原から大山の景色は素晴らしいのですが、道が細くくねくね曲がっているので、あまり走りたがるドライバ-やライダ-は多くはないと思います。

数週間前の新聞に、この野土路乢トンネルが開通したとの記事が出ていました。今回のツ-リングの一番の目的は、このトンネルを走ってみることでした。



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新庄村側から野土路トンネルに差し掛かったところです。


ココまでも道幅の広いキレイな道でしたが、野土路トンネルもご覧のように道幅の広いきれいなトンネルでした。左に野土路乢を越える旧道への入り口が見えます。



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これはトンネルを越え、蒜山高原側に出たところです。


先には蒜山高原が広がっているのですが、この日はモヤがかかっていまいちキレイには見えませんでした。(大山も)

この先もご覧のような道幅の広いキレイな道が蒜山高原まで続いているので、多少運転に自信のない方でも安心して通行できる道です。逆に単車で走るのはそれほど面白い道ではなくなってしまいましたが…。


この後、旧道で野土路乢を目指しました。

今夜は、湯原ダムの反対側をご紹介します。


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コレは昨夜と同じ位置から、露天風呂とは反対側を撮影した写真です。

この写真を撮影したのは9/3ですので台風14号が来る前でした。高知県のサメウラダムでは貯水率が0%となっていた頃、湯原湖はご覧の状況で、安心するやら、サメウラとの差を考えるとなんだか不思議な気がします。


そして、このダム湖沿いに、県道322号線が新庄村方面まで延々と続いています。

落ち葉や落石などで走りやすいとは言いがたい道ではありますが、平坦で見通しもそう悪くはないくねくね道は楽しくて仕方がありません。途中で写真を撮ろうと思ったのですが、あまりの楽しさに結局止まらずじまいで…。


明日は県道58号線(北房川上線)に最近開通した野土路乢トンネル(新庄村から蒜山に抜ける…)をご紹介します。

岡山県道326号線(樫西湯原線・伯耆街道)湯原温泉方面に抜け、国道482号線をしばらく北上し、新庄村に抜けるべく湯原湖方面に向かいました。


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ココは、湯原湖湯原ダムの上です。写真の左側がダム湖で、右側には湯原温泉が望めます。

そう!混浴露天風呂がココから覗けるんです!


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で、これがその湯原温泉方面ですが、矢印の先に湯原温泉混浴露天風呂(砂湯)が見えます。(拡大してみましたが…だめ?)


この日は天気が良いせいか、数人の方が入浴されているのがはっきり見えました。露天風呂のそばに単車を停めているのも見えましたから、ツ-リング途中で入浴された方もいたのでしょう。

ただ、丸見えではありますが、入浴しているのが男か女か、若いのか年配なのかはさっぱりわかりません。たぶん、腰にタオルを巻いただけの人は男の方だろうなぁ…ってくらいで。


実は、もう20年も前、ツ-リングでココを訪れ泊まったことがあるんですが、夕方、この露天風呂入浴していると、やたらと明るいお姉さま(おばさん)が入って来て、やたらと男の下半身を見たがるので、ついつい湯船に浸かったままとなってしまい、のぼせてしまいました。


旅館に戻り、夕食を済ませると、仲居さんが、『夜中に露天風呂に行くと若い女性が多いよ。』と耳打ちしてくれたので、夜中=のぼせるまで入浴していましたが、なにもイイ事はおこりませんでした。(笑)


混浴露天風呂といえば、鳥取県の関金温泉、熊本県の地獄温泉湯の児温泉など色々入りましたが、一番のお気に入りは湯の児温泉でしたね!また行きたいなぁ…。


この後、湯原湖畔くねくね道を楽しみ、新庄村へと向かいました。まだまだ続きます。

岡山県道65号線(久世中和線)に戻り、しばらく北上し、県道326号線(樫西湯原線・伯耆街道)湯原温泉方面に抜けました。


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これは、その途中の道です。私はこんな道を走るのが大好きなんです。

離合不能な1車線ギリギリで、路肩はしっかりしてなくて、うっそうと茂った両サイド、道の真ん中には落ち葉や苔があったりして…。


単車に乗り始めて少し経ち、自分では上手く乗れるようになったと勘違いしていた頃、今でも単車のと仰ぐ方と出会いました。その方に私は、毎週毎週、週末にはこんな道に連れて行かれました。BMW R100CSを駆り、私はWing Custom GL400でした。

おかげで私は、自分の未熟さを痛感する事から、自分の運転を謙虚にとらえる事ができるようになりました。今でも単車生活を満喫できているのは、おそらくあればこそ…心からそう思っています。


しかし、そのは、数年前に病で逝ってしまいました。

今でも、こんな道を走っていると、ミラ-の中をBMWが追い掛け回してくるような気がします。

『まだまだ下手糞じゃのぉ、速ぉ走れ。ははははは~っ。』


けど、ミラ-に現れてこないところを見ると、あっちの世界の道をまだ制覇していないんだろうなぁ???


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これは、大平峠付近です。


斜面が緩やかで、道路脇に生えている木々も植林された杉の木になりました。走りやすいのは断然こっちですが、なんだか物足らない…そんな気がします。


明日は湯原温泉(混浴露天風呂!)をご紹介します。